ライデンノハナ（1998年生、母サンキョウハゴロモ）

ライデンノハナ（1998年5月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時17歳）と交配したサンキョウハゴロモが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は塚尾勝安。戦績は、中央平地16戦2勝2着2回、地方23戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月10日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

11月11日、中6週で迎えた3戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2001年）

1月5日、中7週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、かなり厳しいペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったニシノプロミネンスを半馬身捉え切れず2着となった。

1月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた7戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したルピナスレイクを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエレガントシチーを交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月28日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

10月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1200m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は石神深一騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月8日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のヒカルユウトウセイに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2002年）

1月6日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は石神深一騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1200m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

3月9日、中5週で迎えた16戦目は、B.ドイル騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の春風賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

4月28日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた17戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた20戦目は、姫神賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月8日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた22戦目は、小野寺純一騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺純一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定オープンのエレガンスカップ（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺純一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺純一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野寺純一騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定オープンのフェアリーカップ（水沢ダート1900m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野寺純一騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた28戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小野寺純一騎手（6戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを5馬身以上キープして、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野寺純一騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小野寺純一騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた31戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小野寺純一騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定オープンの雪椿賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で小野寺純一騎手（10戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で小野寺純一騎手（11戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2003年）

4月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で小野寺純一騎手（12戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレオアピールに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

6月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で小野寺純一騎手（13戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタンバリンハンドに7馬身の差をつけて優勝

7月6日、中1週で迎えた36戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘリオスヤマトに2馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

7月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野寺純一騎手（14戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月1日、中5週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた38戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファインボンから半馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフォージドブライドに4馬身の差をつけて6勝目を収める