ソドゥバスク（2017年生、母ニューヨークバレエ）

ソドゥバスク（2017年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バレエのジャンプ名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時11歳）と交配したニューヨークバレエが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田原橋本牧場。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C2-7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田原橋本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって216万円で落札された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月27日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず18着に終わった。

3歳（2020年）

2月20日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

3月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

4月28日、中5週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたカフジリブラ決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたアカリリチャード決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月2日、連闘で迎えた9戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C1二（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた12戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた15戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた20戦目は、久慈市山形村短角牛賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月22日、中3週で迎えた23戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、小雪賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したレーヌシャドウに半馬身届かず2着となった。

12月6日、中1週で迎えた24戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラストヘビーを差し切れず、2馬身差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた25戦目は、今日は馬型イルミネーションに乗れる日!（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2021年）

1月11日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた27戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた28戦目は、BAOOチャンネル配信中!（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

2月25日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた30戦目は、SAGAで「ほとめきナイター」賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダータビアットを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月11日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のコスモカモミールに4馬身の差をつけて優勝

4月25日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飛田愛斗騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったアドゥシールに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月8日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1-9（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で飛田愛斗騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で飛田愛斗騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。