ニホンピロボーラー（2013年生、母ニホンピロアニカ）

ニホンピロボーラー（2013年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時12歳）と交配したニホンピロアニカが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福岡清。主な勝ち鞍は2015年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

7月26日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて12着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

11月8日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリルージュをハナ差振り切って初白星を挙げた。

12月5日、中1週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の寒椿賞（中京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた6戦目は、2歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は酒井学騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3歳（2016年）

3月13日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は酒井学騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月26日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、白菊特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

4歳（2017年）

4月15日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月28日、中5週で迎えた12戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた13戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた14戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

7月16日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は高田潤騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月29日、中7週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高田潤騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2018年）

1月7日、中6週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で高田潤騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月11日、中4週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。鞍上は高田潤騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月15日、中4週で迎えた24戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に沈んだ。

6月3日、中6週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月2日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンマンドールに半馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

12月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

6歳（2019年）

1月19日、中4週で迎えた29戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた30戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月20日、中8週で迎えた31戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。