ハセマンナ（1989年生、母ミネノオウカン）

ハセマンナ（1989年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のピユウターグレイ（当時10歳）と交配したミネノオウカンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方15戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の4歳。

経歴

デビュー前

河津政明厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1992年）

1月17日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパードリームに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月10日、中2週で迎えた2戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲノモーガンに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

2月27日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングテーストから1馬身差の2着に敗北した。

3月5日、連闘で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンウェーブからハナ差の2着に甘んじた。

5月11日、中9週で迎えた5戦目は、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月24日、中5週で迎えた6戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリティオテンバから3/4馬身差の2着となった。

7月2日、連闘で迎えた7戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた8戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井作男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月16日、中7週で迎えた9戦目は、坂口義幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋の鞍（名古屋ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口義幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテルノトーヤから4馬身差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた11戦目は、C1ハ（中京(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口義幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた12戦目は、横川健二騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（中京(地)ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドルンルンをクビ差制して3勝目をマークした。

11月11日、中3週で迎えた13戦目は、荒巻透騎手を鞍上に迎えて、東海ジョッキーカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた14戦目は、もみじ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横川健二騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた15戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横川健二騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミシユガーに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（1993年）

1月16日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた18戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた20戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鹿島特別（中山芝2500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5歳（1994年）

1月6日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

1月16日、中0週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた25戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた26戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレオダンサーにクビ差届かず2着となった。

4月10日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

5月14日、中4週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で根本康広騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。