カネショウスタイル（2007年生、母カネショウベガ）

カネショウスタイル（2007年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時18歳）と交配したカネショウベガが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱忠。戦績は、地方67戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2013年の菜の花特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜忠から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

照沼一二厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

6月19日、デビュー戦は藤江渉騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったケイアイグロリアに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の新星特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったワンダートリックにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

10月2日、中6週で迎えた5戦目は、2歳戦のはつかり特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月12日、中0週で迎えた6戦目は、2歳戦の洞爺湖特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月11日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、2歳戦の摩周湖特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた9戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェイスキングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

2月26日、中7週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のチューリップ特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のフレッシュマーチ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦のさくら特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で増田充宏騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた18戦目は、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で増田充宏騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で増田充宏騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

8月19日、中5週で迎えた20戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で増田充宏騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で増田充宏騎手（12戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で増田充宏騎手（13戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で増田充宏騎手（14戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で増田充宏騎手（15戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた25戦目は、彩の夢味牛賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（9戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4歳（2011年）

1月1日、中2週で迎えた27戦目は、初日の出特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（16戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた28戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったフリオペガサスを半馬身捉え切れず2着となった。

1月24日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

2月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月28日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（17戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月12日、中5週で迎えた32戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1七（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（18戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（19戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月22日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（20戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた38戦目は、天の川特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（21戦1勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた39戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、八景島特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

8月17日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月31日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1五（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したマトゥリアルカを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月4日、中4週で迎えた42戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したドリームボルトにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月19日、中1週で迎えた43戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るダテノセレクトを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

11月11日、中2週で迎えた44戦目は、ギャロップ賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

12月16日、中4週で迎えた45戦目は、サンタクロース特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したカネツパワーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5歳（2012年）

1月26日、中5週で迎えた46戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミラーコロを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

1月30日、連闘で迎えた47戦目は、川幅日本一こうのす賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のガイエスブルクを3/4馬身振り切って3勝目を収める

2月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた48戦目は、ハンデ戦の弓立山特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月23日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた49戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、春風特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた50戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、芦ノ湖特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6歳（2013年）

1月1日、約9か月の休み明けで迎えた51戦目は、初日の出特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（22戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた52戦目は、ゆきやなぎ賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（23戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

2月11日、中0週で迎えた53戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、早春特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

2月26日、中1週で迎えた54戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、朧月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた55戦目は、菜の花特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のドリームダッシュに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

4月19日、中4週で迎えた56戦目は、芦ノ湖特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（10戦2勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた57戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

5月23日、中2週で迎えた58戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、緑陰特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月30日、連闘で迎えた59戦目は、すずらん賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のドラゴンネストに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月12日、中1週で迎えた60戦目は、南風特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（13戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月26日、中5週で迎えた61戦目は、城ヶ島特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（14戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

7歳（2014年）

7月25日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた62戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた63戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた64戦目は、一般C1五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた65戦目は、一般C1五六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた66戦目は、ミス東スポ杯（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で拜原靖之騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のディーエスラッパーをクビ差振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

11月5日、中2週で迎えた67戦目は、一般C1六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で拜原靖之騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。