シゲルクンプウ（2001年生、母シゲルユートピア）

シゲルクンプウ（2001年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋薫風」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時12歳）と交配したシゲルユートピアが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般C11。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

11月30日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

3歳（2004年）

1月17日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい17着に終わった。

3月21日、中5週で迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

5月25日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイガノチャオに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のイガノチャオに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月15日、連闘で迎えた8戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンウイングから1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノスカーレットに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

7月6日、連闘で迎えた10戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウザンモリマサに2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

8月4日、中3週で迎えた11戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月15日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉留孝司騎手（6戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカルパロタロウから1馬身半差の2着に敗北した。

9月14日、中3週で迎えた13戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉留孝司騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉留孝司騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉留孝司騎手（9戦4勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉留孝司騎手（10戦4勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月31日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉留孝司騎手（11戦4勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2005年）

1月19日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた18戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で吉留孝司騎手（12戦4勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 雪/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた20戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（13戦4勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。