バトルクライ（2004年生、母ビクトリアプリマ）

バトルクライ（2004年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鬨の声」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したビクトリアプリマが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は高村伸一。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の4歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高村伸一から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ノースヒルズマネジメントによって2,940万円で落札された。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

8月26日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は558kg。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では決め手に欠いて17着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月22日、中8週で迎えた3戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、シルクプリズムに半馬身交わされて2着となった。

4歳（2008年）

1月22日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須藤優騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で須藤優騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須藤優騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイプルウルフを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月1日、中5週で迎えた7戦目は、一般C2 11（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で須藤優騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。