ウインディスマイル（1995年生、母ダイナプレリュード）

ウインディスマイル（1995年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時7歳）と交配したダイナプレリュードが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地17戦3勝2着1回、地方35戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の咲花特別(500万下)。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

11月29日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り雨/重）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3歳（1998年）

5月24日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のオンワードカリーノを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

6月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦1勝）。17頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

7月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤浩輝騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で後藤浩輝騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で後藤浩輝騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は8戦連続で後藤浩輝騎手（7戦1勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のクラシックグリーンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月26日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で後藤浩輝騎手（8戦2勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4歳（1999年）

7月24日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた12戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のレオトレンディを半馬身振り切って3勝目をつかんだ。

9月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したディナースペシャルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

5歳（2000年）

6月10日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、5歳以上900万下の中津川特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

8月6日、中4週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の阿武隈特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた17戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の水戸特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

10月21日、中7週で迎えた18戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月4日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 小雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた21戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（2001年）

1月9日、中1週で迎えた22戦目は、白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、中9週で迎えた25戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた27戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた28戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた32戦目は、遠藤真吾騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた33戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は遠藤真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（2002年）

4月8日、約4か月の休養明けで迎えた36戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラユウシャに4馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

4月20日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノシェリフから1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月28日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスターゴシップに4馬身の差をつけて優勝

5月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は遠藤真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノブレンディに4馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

6月10日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（6戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた43戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、シルバーステッキ賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた45戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた47戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、御所湖特別（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオジュリアンから1馬身1/4差の2着となった。

9月1日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニチジュウモガミに4馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

9月28日、中1週で迎えた50戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた51戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8歳（2003年）

1月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた52戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は遠藤真吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。