トップフィリア（2015年生、母ハッピートーク）

トップフィリア（2015年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最上の愛」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時18歳）と交配したハッピートークが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。主な勝ち鞍は2019年の土佐かまぼこ特別(一般C1-2)。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月16日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

3歳（2018年）

1月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたキモンプリンス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

1月21日、中1週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月17日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上敏樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入った。

4月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月2日、中7週で迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

9月23日、中5週で迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、祝・実、真衣結婚特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、祝!真衣おめでと特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、半端ない木下智史特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のユミハリヅキをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2019年）

1月9日、中0週で迎えた13戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったミスタービンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた14戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

1月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

2月20日、連闘で迎えた17戦目は、土佐かまぼこ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のナンヨーアーミーを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

3月12日、中2週で迎えた18戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、釜ヶ谷の滝特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた20戦目は、祝西川騎手三千勝特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったデルマキミノナハに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた21戦目は、桜づつみ公園特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた22戦目は、尚美とけんちゃん特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、陽一朗入学特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた24戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

8月18日、中6週で迎えた26戦目は、祝杉浦城之誕生日特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

10月6日、中6週で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた28戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた29戦目は、永吉昴おとぎの国特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。