マイネノンノ（2010年生、母ノンコ）

マイネノンノ（2010年3月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋花（アイヌ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時16歳）と交配したノンコが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地18戦2勝。主な勝ち鞍は2014年のタイランドカップ(500万下牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって945万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,600万円（16万×100口）で一口馬主が募集された。

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

1月12日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着を確保した。

2月2日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

4月21日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

8月4日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメイショウホノボノをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月7日、中2週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の南港特別（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

9月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4歳（2014年）

2月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月24日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。17頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月19日、中7週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下のタイランドカップ（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のラヴァーズポイントをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

8月24日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の豊栄特別（新潟芝1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月20日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の瀬戸内海特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（5戦1勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の久多特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

11月22日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

5歳（2015年）

3月14日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上1000万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（8戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた18戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の仲春特別（阪神芝1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい17着に終わった。