イブキフラメンコ（1993年生、母ミリオンマンナー）

イブキフラメンコ（1993年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のグリーンマウント（当時10歳）と交配したミリオンマンナーが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北陽ファーム。戦績は、地方38戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の夏祭り特別(一般C3一)。

経歴

デビュー前

田中美義厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1996年）

1月28日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテンセイキッドに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミランマガジンに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月20日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の菜の花特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の若潮盃（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のなでしこ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石井勝男騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石井勝男騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた10戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケーヨーランドから3馬身差の2着となった。

11月19日、中5週で迎えた13戦目は、3歳戦のアオイ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月23日、中4週で迎えた14戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（1997年）

2月16日、中7週で迎えた15戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた17戦目は、陽春特別（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田部和広騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月19日、約8か月の休み明けで迎えた19戦目は、一般C2七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（1998年）

1月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

2月11日、中5週で迎えた21戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

12月15日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、一般C3六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワカゾノドリームに3馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

6歳（1999年）

1月26日、中5週で迎えた23戦目は、一般C3七（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のリュウイチコをクビ差振り切って4勝目を奪取した。

2月16日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野口正宏騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカイエントクオーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月19日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3二（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で野口正宏騎手（8戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のカイエントクオーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月8日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野口正宏騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3二イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野口正宏騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で野口正宏騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた29戦目は、ベコニア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で野口正宏騎手（12戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた30戦目は、あじさい特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で野口正宏騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で野口正宏騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンハナフブキから3馬身差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた32戦目は、夏祭り特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で野口正宏騎手（15戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のファイティングオーに2馬身の差をつけて優勝

8月18日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で野口正宏騎手（16戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマキバグレンに1馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

9月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた34戦目は、一般C2一二（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で野口正宏騎手（17戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスリープレジャーに1馬身半の差をつけて9勝目を奪取した。

9月27日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた35戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で野口正宏騎手（18戦7勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

10月5日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で野口正宏騎手（19戦7勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた37戦目は、牝馬限定の一般C1（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で野口正宏騎手（20戦7勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で野口正宏騎手（21戦7勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。