ヤングフェロー（1995年生、母リワードアンジエラ）

ヤングフェロー（1995年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時9歳）と交配したリワードアンジエラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫富上山牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方23戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

山田秀太郎厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1997年）

8月11日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は499kg。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月2日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリンドニコニコをクビ差制して初勝利を挙げた。

12月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（1998年）

1月20日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったパンサークローに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

2月19日、中1週で迎えた6戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水仙特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

5月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（5戦1勝）。10頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のミツワチャンプを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

6月20日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の乙女ゆり特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた9戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のからたち特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

8月23日、中6週で迎えた10戦目は、3歳戦のカンナ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイルズサンダーに2馬身の差をつけて優勝

10月11日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ミスターニイヴァスに交わされて3馬身差の2着となった。

4歳（1999年）

2月26日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月24日、中3週で迎えた15戦目は、弥生特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（12戦3勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般B3 C1（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（13戦3勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた17戦目は、おひつじ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた18戦目は、草笛特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミルローザに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月23日、中3週で迎えた19戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（14戦3勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

8月14日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた23戦目は、サファイア賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（15戦3勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

5歳（2000年）

1月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のホーマンハーモニーに1馬身1/4の差をつけて5勝目を手中に収めた。

3月4日、中2週で迎えた27戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の潮来特別（中山芝2000m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。