ヒットオーエンス（1990年生、母ナカツヒツト）

ヒットオーエンス（1990年6月9日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミヤシロオー（当時11歳）と交配したナカツヒツトが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）八田牧場。戦績は、地方25戦15勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年のサマーカップ。

経歴

デビュー前

福地達晃厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1992年）

12月8日、デビュー戦は藤川洋一郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスヒカリから1馬身半差の2着に敗北した。

12月29日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアリヒメタイムに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1993年）

1月26日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキノヘリオスに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月2日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤川洋一郎騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリフラワーに1馬身の差をつけて3勝目を収める

3月17日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤川洋一郎騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のドンチコに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月14日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤川洋一郎騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハッコーオリオンに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤川洋一郎騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスイトハンに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月28日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上B1（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤川洋一郎騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターエイブルに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、寺嶋正勝騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上A3（園田ダート1630m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサツマサイコーに2馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

9月22日、中3週で迎えた10戦目は、りんどう特別（園田ダート1630m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で寺嶋正勝騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の六甲盃（園田ダート2300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で寺嶋正勝騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月10日、中4週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上A3 B1（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフダモトクィーンに2馬身の差をつけて9勝目を収める

4歳（1994年）

12月1日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた13戦目は、アラ系4歳以上A2 B1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（9戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニュープリンスから2馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（10戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のリキセイコーに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

5歳（1995年）

4月11日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、アラ系5歳以上A3（園田ダート1630m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤川洋一郎騎手（11戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキフラットに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月5日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系5歳以上A1（園田ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤川洋一郎騎手（12戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のリキセイコーに2馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

6月8日、中4週で迎えた17戦目は、若鮎・大屋次郎賞特別（園田ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤川洋一郎騎手（13戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた18戦目は、サマーカップ（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤川洋一郎騎手（14戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタサンオーカンに2馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

7月25日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤川洋一郎騎手（15戦12勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカサクィーンに3/4馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

8月16日、中2週で迎えた20戦目は、摂津盃（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤川洋一郎騎手（16戦13勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1996年）

5月16日、約9か月の休養明けで迎えた21戦目は、スプリングカップ（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤川洋一郎騎手（17戦13勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた22戦目は、佐用・上月銀河特別（園田ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で藤川洋一郎騎手（18戦13勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミクニパラダイスに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で藤川洋一郎騎手（19戦14勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中5週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた24戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、摂津盃（園田ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。