ミッキースポット（1999年生、母プリンスリークイン）

ミッキースポット（1999年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイトスポット（当時12歳）と交配したプリンスリークインが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は室田幸夫。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、室田幸夫から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

7月21日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月8日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3歳（2002年）

2月11日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハイランドターキンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月24日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロックフィールドに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のオーアソファクトを半馬身振り切って3勝目を収める

4月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたパッションスター決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

5月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

6月17日、中4週で迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

12月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカゲノショウグンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って休み明け初戦を制した。

4歳（2003年）

2月5日、中4週で迎えた14戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1390m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったアオイキャプテンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2九（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 晴/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

4月24日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2六七八（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた19戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2六七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2七（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。