ドリームチャッター（2002年生、母チャッターボックス）

ドリームチャッター（2002年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエアジハード（当時7歳）と交配したチャッターボックスが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方35戦6勝2着3回。2005年のビューチフル・ドリーマーカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2005年のひまわり賞(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月13日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月14日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエスタントロンからクビ差の2着となった。

3歳（2005年）

4月21日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサスガツヨイに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったポジティヴから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサスガツヨイに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の青嵐特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のポジティヴに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月30日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（6戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタケノマーキュリ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクラビッグレディに3馬身の差をつけて4勝目を収める

8月21日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（水沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハチノライデンを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って5勝目をつかんだ。

10月9日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩橋勇二騎手（9戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッピーアデルに4馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

11月3日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、牝馬限定地方重賞のTCKディスタフ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩橋勇二騎手（10戦6勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月15日、中5週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

4歳（2006年）

4月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg絞って迎えた16戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の爽春特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

4月28日、中2週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた17戦目は、武甲山特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

6月8日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（11戦6勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（12戦6勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（13戦6勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた21戦目は、キリン生茶シャイニングスターカップ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（14戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた22戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（15戦6勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（16戦6勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた24戦目は、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（17戦6勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（18戦6勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5歳（2007年）

4月26日、約6か月半の休養明けで迎えた26戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（19戦6勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5月10日、中1週で迎えた27戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩橋勇二騎手（20戦6勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた28戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、タイムパラドックス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月7日、中1週で迎えた29戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（21戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた30戦目は、ブラックホーク賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（22戦6勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月5日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（23戦6勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた32戦目は、ディープインパクト・プレミアムII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（24戦6勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、北海道えぞ松特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（25戦6勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた34戦目は、ディープインパクト・プレミアムIII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（26戦6勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月13日、中1週で迎えた35戦目は、ジェニュイン賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（27戦6勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。14着に敗れた。