ミホノフィールド（1990年生、母ラツセラー）

ミホノフィールド（1990年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンフイールド（当時11歳）と交配したラツセラーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方37戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年のアルタイル特別(B2-1)。

経歴

デビュー前

久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

12月13日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

3歳（1993年）

1月9日、中1週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

5月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したマイネルアレスを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月25日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

4歳（1994年）

5月8日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンパワーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた11戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトティージに3馬身の差をつけて優勝

6月19日、中1週で迎えた13戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミナガワウイングに2馬身の差をつけて優勝

7月2日、中1週で迎えた14戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナスディアーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクカデンゲキから3馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた16戦目は、特別ひまわり賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた17戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーソブリンに9馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

9月12日、中1週で迎えた18戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺壮騎手（7戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた19戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺壮騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイシンルーラーをアタマ差制して6勝目を奪取した。

10月9日、中1週で迎えた20戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた21戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた22戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホウセイターキンに1馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

5歳（1995年）

1月2日、中1週で迎えた24戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた25戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、東海ジョッキーカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

1月30日、中1週で迎えた26戦目は、雪割草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた27戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた28戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトティージに1馬身半の差をつけて8勝目をマークした。

4月18日、中3週で迎えた29戦目は、やまぶき特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2ロ（中京(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた31戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、約4か月半の休養明けで迎えた32戦目は、ききょう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた33戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセントテイオーに2馬身の差をつけて優勝

10月22日、中0週で迎えた34戦目は、岩屋堂特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、香嵐渓特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた36戦目は、猿投山特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月28日、中1週で迎えた37戦目は、瀬戸特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた38戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1996年）

1月3日、中3週で迎えた39戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた40戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた41戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンザンジュニアから半馬身差の2着となった。

2月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月27日、中1週で迎えた43戦目は、茶臼山特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（10戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた44戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（11戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた45戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（12戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた46戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（13戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。