レティクル（2019年生、母マルデデルマ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、梅田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2021年）

5月7日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスズランデビュー（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は442kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のピボットに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月23日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦の紅花特別（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアカリラジアンに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳戦の若武者賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

10月27日、中5週で迎えた4戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

11月30日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のアジュディミツオー・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

3歳（2022年）

1月11日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦のインテリパワー・メモリアル（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の尉鶲特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口達弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のフリオーソ・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフクノアルズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月21日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のクロッカススプリント若潮スプリントTR（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の馬い!初生み卵サンサンエッグ記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月21日、中6週で迎えた12戦目は、マラカイトスプリント（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月23日、中4週で迎えた13戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、虹色スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

10月24日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、養老渓谷スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

11月28日、中4週で迎えた15戦目は、出雲流スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた16戦目は、フリージアスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4歳（2023年）

6月20日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、マラカイトスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山口達弥騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた18戦目は、江戸切子特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた19戦目は、トリカブトスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月8日、中1週で迎えた20戦目は、おとめ座スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた21戦目は、かわさきジャズ&かわさきミュートン記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

9月25日、中0週で迎えた22戦目は、モミジアオイスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山口達弥騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた23戦目は、夕焼け特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた24戦目は、秋収めスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

11月25日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月9日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた26戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、愛媛しまなみ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月28日、中2週で迎えた27戦目は、馬産地日高特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた28戦目は、ちゃな初高知特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルミュトスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月21日、中1週で迎えた29戦目は、祝尾崎幸代還暦特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた30戦目は、バレンタイン特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた31戦目は、味・塩・こ賞冬特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で郷間勇太騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で郷間勇太騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた34戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、B2三組（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったモンサンイルベントに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。