パメラ（2001年生、母パムシ）

パメラ（2001年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性用つば広の麦わら帽子（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のビワタケヒデ（当時6歳）と交配したパムシが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

7月17日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、モリトヒショウにハナ差交わされて2着となった。

8月14日、中3週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月12日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドレイクフォンテンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2005年）

8月27日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5歳（2006年）

2月26日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4月2日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（4戦1勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。