サマードリーマー（1998年生、母マヤノエリカ）

Summer Dreamer

1998.03.28

サマードリーマー（1998年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時8歳）と交配したマヤノエリカが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は能登 浩。戦績は、地方14戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年のチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、能登浩から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木元次厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2000年）

8月15日、デビュー戦は仙道光男騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモンスターカールを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月11日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

12月30日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

3歳（2001年）

1月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の睦月賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

4歳（2002年）

4月5日、約14か月半の休養明けで迎えた5戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミツアキシェーバーに2馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着を確保した。

5月16日、中2週で迎えた7戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアサケザクラに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月25日、中7週で迎えた9戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るナイスチケットをクビ差だけ差し切って4勝目を手に入れた。

8月12日、中2週で迎えた10戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったベルモントチャーミに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリガメエントパワーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、ヘイセイリズムに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハナノクビカザリに6馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

10月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で尾島徹騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。