ミズサンフェイム(2018年生、母エイコオシャトル)
Mizusan Fame
2018.04.22
ミズサンフェイム(2018年4月22日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノボジャック(当時21歳)と交配したエイコオシャトルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤 泰博。主な勝ち鞍は2020年のファーストステップ。
経歴
デビュー前
1歳のとき、萩澤泰博から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、岩渕瑞生によって242万円で落札された。
菅原勲厩舎(水沢)へ入厩。
2歳(2020年)
5月24日、デビュー戦は阿部英俊騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ(盛岡ダート1000m 晴/稍重)に出走。馬体重は438kg。4頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラフォーレバランに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳(水沢ダート1300m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手(1戦1勝)。4頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい3着に敗れた。
11月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳B1(盛岡ダート1400m 小雨/稍重)に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
12月1日、中3週で迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ(水沢ダート1600m 曇/稍重)に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、マツリダジョオーに半馬身交わされて2着となった。
12月26日、中3週で迎えた5戦目は、2歳A(水沢ダート1600m 晴/不良)に出走。鞍上は村上忍騎手(1戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、エムワンハルコにクビ差交わされて2着に甘んじた。
3歳(2021年)
1月2日、連闘で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の金杯(水沢ダート1600m 晴/不良)に出走。鞍上は山本聡哉騎手(1戦0勝)。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。
3月12日、中9週で迎えた7戦目は、3歳A(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は阿部英俊騎手(2戦1勝)。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したシラカミロードを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
3月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳A(水沢ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手(3戦1勝)。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のファイントリックに2馬身の差をつけてファンの期待に応えた。
4月19日、中3週で迎えた9戦目は、3歳A(水沢ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手(4戦2勝)。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく3着に敗れた。
5月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳A(水沢ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手(5戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファッベラを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目をつかんだ。
8月22日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳B1一(盛岡ダート1400m 小雨/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手(6戦3勝)。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったキンバに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
9月6日、中1週で迎えた12戦目は、クレマチス賞(盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は村上忍騎手(2戦0勝)。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。
2021年10月10日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。