アサクサオンリー（1992年生、母ラツキーマネーメーカー）

アサクサオンリー（1992年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアカデミックⅡ（当時7歳）と交配したラツキーマネーメーカーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大崎牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方19戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の一般C3ロ。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

7月1日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

7月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた5戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた6戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

12月4日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィンザーナイスから4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1996年）

1月2日、中3週で迎えた8戦目は、5歳C3（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエンジェルミカから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月15日、連闘で迎えた10戦目は、一般C6（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた11戦目は、一般C6（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C6イ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンリストに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンベストワンから1馬身差の2着となった。

7月5日、連闘で迎えた15戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C4（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月17日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリーレクシーに1馬身の差をつけて2勝目を収める

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2ロ（三条ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（13戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウヨウアラシに1馬身半の差をつけて制した。

11月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（14戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（15戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。