ハクコウリンボー（1996年生、母ハクコウセンプー）

ハクコウリンボー（1996年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシナノリンボー（当時21歳）と交配したハクコウセンプーが8歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は金成英夫。戦績は、地方25戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系5歳以上B2 B3。

経歴

デビュー前

津野正浬厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1998年）

10月31日、デビュー戦は吉田順治騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は511kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3歳（1999年）

1月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたブロードスター決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた3戦目は、福井慎也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリオンザハートを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福井慎也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサチノキングを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月11日、中3週で迎えた7戦目は、板倉範明騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で板倉範明騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロトティファニーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で板倉範明騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オリオンザクロンに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で板倉範明騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で板倉範明騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミノタカラを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で板倉範明騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローレルベベットに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

3月18日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、アラ系5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で板倉範明騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系5歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホクトセンプーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系5歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は板倉範明騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクトセンプーに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月2日、中4週で迎えた16戦目は、アラ系5歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で板倉範明騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクトセンプーに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月7日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月14日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた18戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳以上B2 B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホクトセンプーをアタマ差振り切って4勝目を手にした。

8月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月15日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた20戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月30日、中6週で迎えた21戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5歳（2001年）

2月18日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた23戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東真市騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。