ワンツーステップ（1991年生、母スカイフアスト）

ワンツーステップ（1991年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグリーングラス（当時18歳）と交配したスカイフアストが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は藤井牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方27戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1995年の一般D3イ。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

12月4日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた2戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3歳（1994年）

1月9日、中3週で迎えた3戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月10日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月27日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（上山ダート1250m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターザマテウスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（上山ダート1250m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C3（上山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は須田英之騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C3（上山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた10戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（上山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた11戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（上山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1995年）

4月17日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハローウエストから5馬身差の2着となった。

5月10日、連闘で迎えた14戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードバラードから半馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で須田英之騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のインターヘルシーに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

7月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般D3（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で須田英之騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月16日、中3週で迎えた20戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で須田英之騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で須田英之騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で須田英之騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトレムーンハヤセに2馬身の差をつけて3勝目をマークした。

10月9日、中3週で迎えた23戦目は、一般D3（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で須田英之騎手（14戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のカノヤブルボンに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

11月7日、中1週で迎えた25戦目は、ゴールデンステッキ賞（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は須田英之騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般D3（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（16戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエムヘルシーから1馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（17戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴィクトリチャイムから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（1996年）

4月7日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（18戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（19戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトガミムソウから5馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3ホ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（20戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3ハ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。