ケイツーナンナ（2009年生、母プリセージ）

ケイツーナンナ（2009年1月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女神名（北欧神話）」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時16歳）と交配したプリセージが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳B2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハシモトファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、楠本勝美によって210万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月23日、デビュー戦は千葉直人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

11月12日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3歳（2012年）

1月22日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉直人騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

3月3日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉直人騎手（3戦0勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

4月16日、中5週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた5戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のカネトシコミットを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月23日、連闘で迎えた6戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオリヅルドリーマーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバトルプリモを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のアメジスト賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワタリローエンを3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の楽天銀行賞（盛岡芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦4勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月17日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、久慈秋まつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたケイジートレジャー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた16戦目は、とわだ駒フェスタレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた17戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた20戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4歳（2013年）

1月18日、中2週で迎えた21戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた22戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3月23日、中4週で迎えた23戦目は、奥州商工会議所青年部杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（9戦4勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（10戦4勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた25戦目は、田沢湖賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（11戦4勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた26戦目は、磐井川レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（12戦4勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた27戦目は、もりおか三大麺レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（13戦4勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた28戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、葉山めがね橋レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた29戦目は、クレマチスレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた30戦目は、岩泉町の街コン龍コンレース（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1三（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた32戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。