クラウンミリオン（2015年生、母ハセハインドマーチ）

クラウンミリオン（2015年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋百万」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時13歳）と交配したハセハインドマーチが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。主な勝ち鞍は2019年の湘南江の島海の王子杯(一般C2一)。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

9月3日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（2018年）

2月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でF.ミナリク騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたレアバード決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月20日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（2019年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

1月30日、中3週で迎えた10戦目は、ジュエルミネーション花火&噴水ショー記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた11戦目は、八肥の会ジオファーム創立1周年記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の栄光の胴桃・右緑たすき、そで緑賞（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のフィールソーグッドに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月2日、中2週で迎えた13戦目は、春眠特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、安藤勝己さん・鈴木淑子さん来場記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5月14日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた16戦目は、サンライズ特別（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた17戦目は、湘南江の島海の王子杯（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（9戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマゼンタをクビ差振り切って勝利をモノにする

10月24日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で町田直希騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったディアライゼに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた19戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で町田直希騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったブルベアダイズに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた20戦目は、祝!（株）よみうりランド70周年杯（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で町田直希騎手（12戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた21戦目は、もみの木特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で町田直希騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5歳（2020年）

1月4日、中1週で迎えた22戦目は、招き猫特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で町田直希騎手（14戦2勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた23戦目は、王者の眼差し賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で町田直希騎手（15戦2勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3月6日、中4週で迎えた24戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、川崎競馬令和元年度しめくくり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた25戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春陽特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた26戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、蓬賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた27戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

7月23日、中9週で迎えた28戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、大暑特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた30戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2 C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた31戦目は、日刊ゲンダイ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月9日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた33戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。