レッドレネット（2015年生、母プリンセスルシータ）

レッドレネット（2015年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋小さな女王（仏）。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時14歳）と交配したプリンセスルシータが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2019年の一般C11。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

3月24日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

6月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

8月18日、中7週で迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

9月28日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったカレンエクスカリバに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったセトカに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったシーザライトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月1日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキャンディソングに半馬身届かず2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた10戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ノーフェイクに半馬身交わされて2着となった。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

4歳（2019年）

1月15日、中3週で迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサンレイファミリーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた13戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のテイエムアステルに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、片浜十三里特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。