カネショウナイス（1999年生、母カネショウキャップ）

Kanesho Nice

1999.06.13

カネショウナイス（1999年6月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメリーナイス（当時15歳）と交配したカネショウキャップが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

森谷良臣厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2001年）

9月24日、デビュー戦は久保勇一騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は485kg。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月2日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月12日、中5週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

3歳（2002年）

8月10日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1190m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で久保勇一騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったボラールニーニャに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1390m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で久保勇一騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジェントルマンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保勇一騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。