ヒシサッチモ（2008年生、母ヒシレイホウ）

ヒシサッチモ（2008年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ルイ・アームストロングのニックネーム」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時12歳）と交配したヒシレイホウが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、中央平地13戦1勝、地方12戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

10月24日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

3歳（2011年）

1月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3月27日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は嶋田純次騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

6月26日、中4週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では閃光の如き末脚を繰り出し、3着に入った。

7月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は嶋田純次騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のレッツゴーマークンに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

12月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4歳（2012年）

1月21日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

4月28日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた12戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月22日、中8週で迎えた13戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

5歳（2013年）

1月29日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた17戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた19戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月19日、中7週で迎えた22戦目は、ニッカンスポーツコム杯（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゴールドキャサリンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月9日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた23戦目は、トロピカルサマー賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月21日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C2九十（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。