アーテイカイザー（1987年生、母ダツシユクモゼキ）

アーテイカイザー（1987年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアーティカス（当時7歳）と交配したダツシユクモゼキが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田端敏彦。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は1992年の5歳以上B2。

経歴

デビュー前

柴田不二男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

10月7日、デビュー戦は柴田政見騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田政見騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政見騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

3歳（1990年）

4月26日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダフオデルから9馬身差の2着となった。

5月10日、中1週で迎えた5戦目は、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズサセブンからクビ差の2着に甘んじた。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキー（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた7戦目は、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野望騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスイフトアローに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた11戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野望騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般D（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野望騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったモーニングフアストから半馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般D（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小野望騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハツコウシンギサンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月20日、連闘で迎えた14戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1991年）

1月3日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、中川竜馬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスチヅルから1馬身差の2着となった。

1月14日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた17戦目は、野元博実騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雪/稍重）に出走。鞍上は野元博実騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のクラタチに4馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

9月28日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた20戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野元博実騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアリエスランナーをアタマ差制して久方ぶりの実戦を制した。

10月21日、中2週で迎えた21戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元博実騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた22戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元博実騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元博実騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテユデナムヒメに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

12月21日、中4週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったピリミジンから半馬身差の2着となった。

5歳（1992年）

1月3日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は野元博実騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤスノタッチから1馬身差の2着となった。

1月20日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロヒスイをハナ差制して6勝目を収める

2月1日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は野元博実騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサメープルからクビ差の2着に甘んじた。

3月2日、中3週で迎えた28戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野元博実騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月10日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた29戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元博実騎手（9戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野元博実騎手（10戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月3日、中0週で迎えた31戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元博実騎手（11戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。