ベストチョイス（2005年生、母カタパルト）

ベストチョイス（2005年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最良の選択」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時10歳）と交配したカタパルトが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新冠橋本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月17日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、6着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3歳（2008年）

2月11日、中9週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた5戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳F2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、キリポラリスに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ホクザンキングダムに3/4馬身交わされて2着となった。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタガノミステリアスを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月9日、中3週で迎えた10戦目は、3歳F2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月3日、中7週で迎えた11戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C7一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のアポイリニアを半馬身振り切って2勝目を奪取した。

10月23日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川原正一騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた17戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4一（園田ダート1400m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4歳（2009年）

1月2日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた20戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月19日、中1週で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた24戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は中田貴士騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上C2一（園田ダート1230m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1230m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

5月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で中田貴士騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中田貴士騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月28日、中5週で迎えた30戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のグレンゼマイスターに3馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月27日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中田貴士騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。