ホクザンキングダム（2005年生、母ホクザンパール）

ホクザンキングダム（2005年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王国」。毛色は鹿毛。種牡馬のデザートキング（当時11歳）と交配したホクザンパールが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は榊原敏明。戦績は、地方35戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上D3二。

経歴

デビュー前

橋本忠男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2007年）

10月30日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。馬体重は479kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったゼロファイターに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3歳（2008年）

3月21日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモエレビバーチェに約10馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

4月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ユキノジャガーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スパーブに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベストチョイスを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

6月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた8戦目は、3歳F2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

10月2日、中9週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4歳（2009年）

3月3日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた11戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のセフティードリームを3/4馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

4月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4月28日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったベルデージーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月4日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた22戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、勝ったタツフェニックスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

5歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた30戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月2日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったアロハルックに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4月2日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。