サリュープリンス（2000年生、母オンナノキモチ）
Saluer Prince
2000.04.26
サリュープリンス（2000年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時14歳）と交配したオンナノキモチが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は鎌田 孝一。戦績は、地方17戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。
経歴
デビュー前
吉田正美厩舎（浦和）へ入厩。
2歳（2002年）
11月29日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。
3歳（2003年）
2月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。
3月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスガノマドンナに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
4月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のベルモントジョニーをアタマ差振り切って優勝
5月5日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。
7月9日、中8週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたレイナビクトリア決め手に屈して半馬身差の2着となった。
7月31日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。
8月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。
9月22日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。
11月18日、中7週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（9戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。
12月23日、中4週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で見沢譲治騎手（10戦2勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
4歳（2004年）
1月27日、中4週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で見沢譲治騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したアドバンスヒーロを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。
2月24日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で見沢譲治騎手（12戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
3月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で見沢譲治騎手（13戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。
4月6日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で見沢譲治騎手（14戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。
5月6日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2十1112（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で見沢譲治騎手（15戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。
6月24日、中6週で迎えた17戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で見沢譲治騎手（16戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。