レイナビクトリア（2000年生、母セフティークィーン）

レイナビクトリア（2000年5月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時10歳）と交配したセフティークィーンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）冨岡牧場。戦績は、地方43戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の秋駒特別。

経歴

デビュー前

2歳のとき、冨岡牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

小野寺三男厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2002年）

9月14日、デビュー戦は村松学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルクレインから2馬身半差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったウツミジョーダンから3/4馬身差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた6戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2003年）

1月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳A2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったウォーターワルツから2馬身半差の2着となった。

6月18日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたブリッジハート決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサリュープリンスを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月31日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダーアンビーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って優勝

8月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月25日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の秋駒特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のベルモントジョニーに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（6戦3勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡田大騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた16戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡田大騎手（8戦3勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4歳（2004年）

2月24日、中8週で迎えた17戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた18戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（9戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウイナーズマーチを豪快な末脚で3/4馬身差し切って4勝目を手中に収めた。

7月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた24戦目は、こうま座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本秀幸騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた26戦目は、一般C1二三（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本秀幸騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本秀幸騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた28戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5歳（2005年）

3月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた30戦目は、一般C2一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（10戦3勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた31戦目は、プリムラ特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた32戦目は、卯月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（11戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（12戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた34戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、目黒区特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた35戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニホンピロマリーンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月14日、中3週で迎えた36戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月27日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定のハンデ戦のサマークイーン賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月25日、中3週で迎えた38戦目は、加古川ツーデーマーチ（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた39戦目は、JBCカウントD55 太子ひまわり特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた40戦目は、キリン生茶ゴールドトロフィー（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた41戦目は、紀州梅どり・梅たまご特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂本和也騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた42戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、近江米特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた43戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。