マルタカビクトリー（1990年生、母ハイスポーツキー）

マルタカビクトリー（1990年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホスピタリティ（当時11歳）と交配したハイスポーツキーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の一般C5-8。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

6月6日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

7月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

11月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から5kg絞って迎えた6戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた7戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般C5-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた9戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（1994年）

1月18日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカダッシュから2馬身差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のナチノベルベットをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

2月22日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、中4週で迎えた14戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた15戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。