スペシャルセンス（2001年生、母ダスティジェムズ）

スペシャルセンス（2001年2月11日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時6歳）と交配したダスティジェムズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3五イ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白老ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、畑清介によって1,890万円で落札された。

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2004年）

5月28日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。馬体重は525kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月18日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月19日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4歳（2005年）

1月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

2月18日、中6週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったショウナンカグラにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったミヤビキセキに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月2日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、一般C3-14 15（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干緩いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

4月22日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、一般C3-11イ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のユウユウをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月31日、中5週で迎えた10戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着に入った。

7月21日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るローランバグースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。