ワレンダーキング（2002年生、母ライトプリンセス）

ワレンダーキング（2002年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のワレンダー（当時12歳）と交配したライトプリンセスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方23戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の綺羅星特別(一般B2二 B3一)。

経歴

デビュー前

足立勝久厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

7月18日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は439kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスコーピオンリジイに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシンデレラジョウに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のブリリアント特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ジルハーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月24日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦の葉牡丹特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のシクラメン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3歳（2005年）

1月27日、中4週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた9戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

8月21日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、ラビーエメラルドに半馬身交わされて2着となった。

9月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の若鷹特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のフェードアウェイを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エターナルスマイルに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマルマツサイレンスに2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月22日、中2週で迎えた17戦目は、もみの木特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月6日、中1週で迎えた18戦目は、福寿草特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のルーキーナカヤマに2馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

1月25日、中2週で迎えた19戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、猛虎特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネプレリュードに6馬身の差をつけて制した。

2月6日、中1週で迎えた20戦目は、神流湖特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のトロットテイオーに3馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

9月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のセキトバに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2007年）

1月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた22戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、カトレア短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

2月28日、中4週で迎えた23戦目は、梅月特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。