ブレイクネック（2020年生、母ウィステリアメジロ）

ブレイクネック（2020年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「猛烈なスピードで」。毛色は栗毛。種牡馬のビッグアーサー（当時9歳）と交配したウィステリアメジロが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2023年のうまかつ.net金沢ジョッキー選手権9 特別編成(一般C2十六)。

経歴

デビュー前

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

6月4日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

10月31日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net金沢ジョッキー選手権9 特別編成（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオールズフェアに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月5日、中4週で迎えた3戦目は、うまかつ.net金沢ジョッキー選手権14（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプロトサマニに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

12月10日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、C2十（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた5戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net金沢ジョッキー選手権16（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入った。

4歳（2024年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

5月21日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、夜空の星を、月を見守る会記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインドアカネールに5馬身の差をつけて制した。

6月4日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、カトリーヌエミューに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯（32）（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた10戦目は、キリコネクト杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、祝のぞみ&あんな結婚記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

10月29日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた15戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したソルレベンテにハナ差届かず2着となった。

12月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた17戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、ロックハンドスターメモリアル（水沢ダート850m 小雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5歳（2025年）

4月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

6月9日、中2週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

9月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた22戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、金沢競馬は楽天競馬で投票!特別（金沢ダート900m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラヴベイに1馬身の差をつけて優勝

10月12日、中4週で迎えた23戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、お姉ちゃんたち、お土産待ってるね記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、アギトに半馬身交わされて2着となった。

10月27日、中1週で迎えた24戦目は、能登復興支援能登演劇堂賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、スカイトライアに交わされて1馬身半差の2着となった。