ソヤノヒマワリ（2000年生、母アイランドオリーブ）

ソヤノヒマワリ（2000年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時17歳）と交配したアイランドオリーブが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷武志。戦績は、地方20戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3五イ。

経歴

デビュー前

高松弘之厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

12月6日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

3歳（2003年）

1月22日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2004年）

4月14日、約15か月の休み明けで迎えた3戦目は、一般C3七（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリトルリアルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月12日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアリダーバドに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月27日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したピガースを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

8月12日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、一般C3四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったエクスキャリアを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月30日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

5歳（2005年）

2月21日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

3月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ドゥオーモにクビ差交わされて2着となった。

7月21日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で桑島孝春騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月20日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で桑島孝春騎手（13戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のセカンドシネマを3/4馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

10月26日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で桑島孝春騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったベナレスフォンテンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月24日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で桑島孝春騎手（15戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリスティアマリカーに1馬身の差をつけて制した。

12月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で桑島孝春騎手（16戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6歳（2006年）

1月12日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で桑島孝春騎手（17戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月13日、中4週で迎えた19戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で桑島孝春騎手（18戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で桑島孝春騎手（19戦4勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。