ウインクプレア（2002年生、母リンネスモア）

ウインクプレア（2002年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「まばたき＋祈る人」。毛色は栗毛。種牡馬のシルクジャスティス（当時8歳）と交配したリンネスモアが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）見上牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦2勝2着1回。2004年のジュニアグランプリ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤浩一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2004年）

5月30日、デビュー戦は板垣吉則騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は390kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノゴールドに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンゴウキララからアタマ差の2着となった。

8月21日、中3週で迎えた3戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

8月28日、連闘で迎えた4戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウツミキャサリンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。