グリーンティー（2000年生、母ミセスコニー）

グリーンティー（2000年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「緑茶」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスカミカゼ（当時7歳）と交配したミセスコニーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）コスモファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方42戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の生駒山特別。

経歴

デビュー前

角田末男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

10月16日、デビュー戦は青山裕一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったロイヤルエンプレスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳F1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青山裕一騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

3歳（2003年）

2月6日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤシロアースを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の広峰山特別（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で成清幸紀騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウインクライスを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセンジュロイヤルを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の生駒山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で成清幸紀騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツナミゴーゴーに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

6月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で成清幸紀騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で成清幸紀騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月6日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

7月24日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウルトラバードを3/4馬身振り切って優勝

8月13日、中2週で迎えた14戦目は、チオビタドリンクヘルシー特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイタイチョウに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

9月9日、中3週で迎えた15戦目は、夢前川特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で成清幸紀騎手（10戦4勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた16戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、さぎ草特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（11戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた18戦目は、近江しゃも特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（12戦4勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた19戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、スポニチなにわ賞（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（13戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月20日、中4週で迎えた21戦目は、宝塚特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた22戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（姫路ダート1500m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は成清幸紀騎手（15戦4勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた25戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（16戦4勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月15日、中8週で迎えた27戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた28戦目は、淡路島まつり特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月5日、中2週で迎えた30戦目は、CHAO（チャオ）（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた31戦目は、生野銀山特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた32戦目は、黒田庄ビーフ特別（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月28日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（17戦4勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた34戦目は、南淡水仙特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（18戦4勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上A2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で成清幸紀騎手（19戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で成清幸紀騎手（20戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた37戦目は、4歳以上A3-1（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で成清幸紀騎手（21戦4勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月15日、中3週で迎えた38戦目は、4歳以上A3-2（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で成清幸紀騎手（22戦4勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上B1-1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で成清幸紀騎手（23戦4勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上B1-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で成清幸紀騎手（24戦4勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上A3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で成清幸紀騎手（25戦4勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で成清幸紀騎手（26戦4勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で成清幸紀騎手（27戦4勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。