ダイタイチョウ（1998年生、母ハワイアンプレス）

ダイタイチョウ（1998年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時10歳）と交配したハワイアンプレスが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方22戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

関口賢三厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2000年）

7月8日、デビュー戦は阿部正義騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒナタセンプーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月23日、中8週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3歳（2001年）

1月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の朱竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下の若竹賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

4月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

6月9日、中7週で迎えた8戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

8月18日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴来直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

10月14日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた13戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 雨/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

4歳（2002年）

8月15日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた14戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、エスエス杯（上山ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーヒットに9馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

10月13日、中7週で迎えた15戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、西島俊英今年これで20競馬場目記念（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイフクサマーからハナ差の2着に甘んじた。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、杉原朋也一才の誕生日拓也小学校入学記念杯（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のラ・フランス賞（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた18戦目は、地平線の遠い鐘/ゆいこCD発売記念（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズクロスからハナ差の2着に惜敗した。

12月8日、中1週で迎えた19戦目は、馬論記念（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のオニグンソウに1馬身の差をつけて3勝目を収める

5歳（2003年）

4月15日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、ドカント記念（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた21戦目は、大嵐賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のアンビアローに3馬身の差をつけて優勝

5月13日、中0週で迎えた22戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、広瀬川特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスターキングブルに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月18日、中4週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた23戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、新冠町レ・コード館特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた24戦目は、阪急高速バス特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセルリアンアルルに4馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

8月13日、中3週で迎えた25戦目は、チオビタドリンクヘルシー特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグリーンティーを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた26戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、黒田庄ビーフ特別（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサワノビエントを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた27戦目は、赤松円心特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウイニングタッチに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中2週で迎えた28戦目は、近江米特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒラカツローレルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月23日、中2週で迎えた29戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリーディングアローを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で迎えた30戦目は、東条湖特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハギノメトロポリスを半馬身振り切って7勝目をマークした。

12月4日、中3週で迎えた31戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、ようか三水特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6歳（2004年）

6月1日、約6か月の休み明けで迎えた32戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、ゆかたの似合う城崎温泉特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

6月29日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた33戦目は、淡路島まつり特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。