キョウエイユカ（1996年生、母ケイシユウレデイ）

キョウエイユカ（1996年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時10歳）と交配したケイシユウレデイが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地3戦2勝。主な勝ち鞍は1999年のはなのき賞(500万下)。

経歴

デビュー前

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月30日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のマンオブカルチャーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月21日、中2週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のツルマルザムライに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。