ウロボロス（2021年生、母ホワイトアルバム）

Ouroboros

2021.04.23

ウロボロス（2021年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「己の尾を噛んで環となった蛇」。毛色は芦毛。種牡馬のリアルスティール（当時9歳）と交配したホワイトアルバムが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は荻伏三好フアーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

4月20日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

8月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月10日、中7週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の木菟特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のレッドスウィングに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月13日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた7戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2025年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、双六賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

2月4日、中4週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、マイスターチャレンジ（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったシンメロワンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

5月5日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、こどもの日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた11戦目は、フローラ賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月17日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、ウルド賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

8月6日、中6週で迎えた13戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月3日、中3週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた14戦目は、土方颯太騎手を鞍上に迎えて、初秋特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg戻して迎えた15戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。