スズジャクソン（1983年生、母スズアトム）

スズジャクソン（1983年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサドンソー（当時8歳）と交配したスズアトムが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害23戦4勝2着2回。1988年の東京障害特別（秋）(ハンデ重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋英夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月26日、デビュー戦は4歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。鞍上は岡部幸雄騎手。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

2月8日、4歳新馬（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

2月22日、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3月9日、4歳未勝利（中山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

3月23日、4歳未勝利（中山ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイワグリーンを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

4月20日、4歳400万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部幸雄騎手。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に終わった。

5月4日、4歳400万下（東京ダート2300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部幸雄騎手。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

5月18日、4歳400万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部幸雄騎手。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月8日、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部幸雄騎手。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月22日、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡部幸雄騎手。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4歳（1987年）

2月14日、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は富田正信騎手。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

3月14日、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で富田正信騎手。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月28日、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で富田正信騎手。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月18日、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で富田正信騎手。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月9日、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で富田正信騎手。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で富田正信騎手。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月20日、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で富田正信騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で富田正信騎手。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイビュティーから5馬身差の2着となった。

7月25日、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で富田正信騎手。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダストストームに約13馬身の大差をつけて勝利をモノにした。

8月8日、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で富田正信騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のレーザーラッシュに約25馬身の大差をつけて勝利を掴み取った。

8月22日、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で富田正信騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1988年）

8月21日、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は栗原洋一騎手。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月18日、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリパルステイオーに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

10月15日、ハンデ重賞の東京障害特別（秋）（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原洋一騎手。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

11月12日、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で栗原洋一騎手。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロポリシーからクビ差の2着に甘んじた。

12月3日、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で栗原洋一騎手。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロードタイキに3/4馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

12月24日、重賞の中山大障害（秋）（中山障害芝4100m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で栗原洋一騎手。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1989年）

2月11日、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で栗原洋一騎手。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月12日、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で栗原洋一騎手。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月7日、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 雨）に出走。鞍上は富田正信騎手。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月4日、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で富田正信騎手。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月19日、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で富田正信騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、ハンデ重賞の東京障害特別（秋）（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は瀬古正明騎手。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は富田正信騎手。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。