スナークダイハード（1999年生、母ニドクリフオックス）

スナークダイハード（1999年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマイニング（当時15歳）と交配したニドクリフオックスが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は山下恭茂。戦績は、中央平地12戦2勝2着1回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山下恭茂から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、杉本仙次郎によって630万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月26日、デビュー戦は常石勝義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、グランツスワンに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた5戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のパンジー賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカフェコレクションに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2003年）

5月18日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスリーブレーブスに1馬身の差をつけて久々の一戦をモノにした。

6月21日、中4週で迎えた9戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のミスフェリチタをクビ差振り切って3勝目を手にした。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の御影特別（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

10月18日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。