グランツスワン（1999年生、母California Rush）

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

2月3日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスナークダイハードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月23日、中2週で迎えた2戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月31日、中4週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

5月4日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るモルフェネイティブを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝

6月22日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上1000万下の駒場特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下のSTV杯（函館芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

8月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1000万下の洞爺湖特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

9月7日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の西脇特別（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の藤森特別（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手（7戦1勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の北大路特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田和広騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月30日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の豊明特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田和広騎手（9戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の猪名川特別（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で山田和広騎手（10戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

4歳（2003年）

1月5日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下の初夢賞（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田和広騎手（11戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の大津特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山田和広騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下の許波多特別（京都芝2200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で山田和広騎手（13戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月26日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山田和広騎手（14戦1勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のマーブルバルダーに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

12月14日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（15戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

5歳（2004年）

1月11日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の稲荷特別（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（16戦1勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい14着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上1000万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（17戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の春日特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（18戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の遠州灘特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた23戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下のコダマメモリアル（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

6月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で西谷誠騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6歳（2005年）

5月7日、約6か月半の休み明けで迎えた29戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の青嵐賞（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上1000万下のフィリピントロフィー（中京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。17頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月24日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の夕月特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下の鳴滝特別（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は西谷誠騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた35戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は西谷誠騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2006年）

1月9日、中4週で迎えた37戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

3月25日、中7週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた39戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月30日、中4週で迎えた40戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた41戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は西谷誠騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

6月17日、中2週で迎えた42戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

7月15日、中3週で迎えた43戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/不良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（9戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月1日、中6週で迎えた44戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、飛騨美濃合併130周年記念岐阜地域特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

9月6日、連闘で迎えた45戦目は、サファイヤオープン（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた46戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた47戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた48戦目は、地方重賞のスプリント（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた49戦目は、秋の鞍オープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。