ジュウジゲンスイ（1985年生、母クライラナ）

ジュウジゲンスイ（1985年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時13歳）と交配したクライラナが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方9戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の一般D2イ。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

11月14日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3歳（1988年）

5月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

6月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月30日、中4週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（上山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のザオードラゴンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で神保忠三騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングスーパーから2馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で神保忠三騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1989年）

4月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた10戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた11戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサペガサスに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノリンダに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で星川兼一郎騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で星川兼一郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で星川兼一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーパレードに半馬身の差をつけて4勝目をゲットした。