タイムリー（2009年生、母チェリーポピンズ）

タイムリー（2009年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「時機の良い」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時8歳）と交配したチェリーポピンズが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高村牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、高村牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉永清美によって157.5万円で落札された。

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月10日、デビュー戦は大下智騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は398kg。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

9月6日、中7週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた2戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のストナビインディオに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた6戦目は、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

11月27日、中4週で迎えた7戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の焼石クアパークひめかゆレース（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた9戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

3歳（2012年）

4月7日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テアトログレコに交わされて7馬身差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

6月18日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた16戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳B2一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の未来への夢を始めよう賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（盛岡芝1600m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

9月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のセイントビーナスに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

10月17日、中5週で迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた21戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ビューティダイヤに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月4日、中3週で迎えた22戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

12月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

4歳（2013年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた25戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。