デュアルロンド（2021年生、母スカイワード）

デュアルロンド（2021年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「二重の輪舞曲」。毛色は栗毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時12歳）と交配したスカイワードが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はサンローゼン。2023年のスフェーン特別に勝利した他、2023年のターフチャレンジ2で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、サンローゼンから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、坂田栄一によって275万円で落札された。

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

5月24日、デビュー戦は松井伸也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のデュバルストリートをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月11日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのスフェーン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のジャズダンスをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

8月9日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたトラジロウ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

9月3日、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦2勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

2023年9月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳オープンのネクストスター門別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月12日、中4週で迎えた7戦目は、2歳M1の南部駒賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松井伸也騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月17日、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの寒椿賞（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

3歳（2024年）

2月25日、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

2024年2月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月18日、中7週で迎えた10戦目は、3歳オープンのネクストスター北日本（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（7戦2勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。