クインズジュピタ（2019年生、母ママキジャ）

Queen's Jupita

2019.03.31

クインズジュピタ（2019年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は芦毛。種牡馬のヘニーハウンド（当時11歳）と交配したママキジャが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は隆栄牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

新谷功一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

3月21日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

4月10日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウヒヅクリを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったタカラマドンナに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマイネルレノンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月28日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセイクリッドにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

4歳（2023年）

1月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスカンジナビアをハナ差だけ差し切って2勝目をマークした。

4月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの喜多方特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（6戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた10戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの尾瀬特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月11日、約6か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイシンピスケスをクビ差振り切って久々の一戦を制した。

5歳（2024年）

2月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、4歳以上3勝クラスの白嶺ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（8戦2勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って14着に終わった。